変数がスカラーである場合、その変数には一度に1つの値しか持つことができない。
変数に値のセットを入れるには、配列が必要になる。
配列というのは、複数の値を1つの名前でグループ化すること。それらの値の1つずつが、その配列の要素になる。
JavaScriptでは、Arrayというキーワードを使って配列を宣言する。
また配列に格納したい要素の数も指定できる。この数のことを配列の長さ(length)という。
var beatles = Array(4);
要素の数は必須ではないので、要素の数を指定せずに配列を宣言することができる。
var beatles = Array();
配列に要素を追加することをポピュレイティング(populating)という。配列に要素を追加する場合は、その要素の値を指定するだけでなく、その要素が配列のどこに入るかも指定する。
要素が配列のどこに入るかは、要素のインデックスで示す。要素はそれぞれ、対応するインデックスを持っている。インデックスはブラケット([ ])の中に格納される。
配列[インデックス] = 要素;
配列beatlesのジョージにアクセス・その1(配列のインデックス番号は0から始まる) サンプル
var beatles = Array(4);
beatles[0] = "ジョン";
beatles[1] = "ポール";
beatles[2] = "ジョージ";
beatles[3] = "リンゴ";
alert(beatles[2]);
この例は、配列に要素を追加する方法としては、回りくどいやり方。配列と同時に要素を追加する近道もある。宣言の中で要素を追加する場合は、値をコンマで区切る。
配列beatlesのジョージにアクセス・その2 サンプル
var beatles = Array("ジョン","ポール","ジョージ","リンゴ");
alert(beatles[2]);
配列であることを指摘せずに済ませる方法すらある。ブラケットを使って初期値をグループ化する。
配列beatlesのジョージにアクセス・その3 サンプル
var beatles = ["ジョン","ポール","ジョージ","リンゴ"];
alert(beatles[2]);
しかし、配列の宣言と要素の追加をする場合には、Arrayキーワードを使う習慣をつけるのが良い。スクリプトが読みやすくなるから。
配列の要素は文字列に限らない。真偽値を配列に入れることも可能。
一連の数値を格納するために配列を使うこともできる。 サンプル
var years = Array(1940,1941,1942,1943);
alert(years);
3種のデータ型を混在させることも可能。 サンプル
var lennon = Array("ジョン",1940,false);
alert(lennon);
変数も要素になることができる。 サンプル
var beatles= Array();
var name = "ジョン";
beatles[0] = name;
alert(beatles);
ある配列の要素が別の配列の要素になることもできる。値"ポール"を配列beatlesの2番目の要素に代入している。 サンプル
var beatles= Array(4);
var name= Array("リンゴ","ジョン","ジョージ","ポール");
beatles[1] = name[3];
alert(name);
alert(beatles[1]);

